間もなく開催される中国共産党の第18回全国代表大会(党大会)に国際社会は強く注目している。各国の政治家、専門家、学者、友好人士は人民日報の取材に「中国外交は平和が長く続き、共に繁栄する調和ある世界の建設に重要な貢献を果たしている」と指摘した。
■中国は一貫して国際紛争の対話による解決に尽力
朝鮮の金亨俊外務次官は「中国は国際舞台における地位を高め続け、より大きな役割を発揮している。中国は独立自主の平和外交政策を遂行し、覇権主義に反対し、一貫して対話と協議を通じた国際紛争の解決に尽力している。中国は長い間、6カ国協議の枠組みを通じて、朝鮮半島と地域の平和・安定維持に努力してきた」と述べた。
モルディブのワヒード大統領は「中国は国家の大小に関わらず平等に接する原則を堅持し、モルディブなどの小国を十分に尊重している。中国からの投資と無条件の援助は、モルディブにとってとても大きな助けだ。中国は世界における正義のパワーであり、世界や地域の問題において重要な役割を発揮している」と述べた。
インド?中国友好協会のバスカラン全国事務局長は「中国は発展途上国を始め全ての国と共に発展を図り、共に繁栄することを望んでいるということを、常に実際の行動によって証明している。中国は発展はしたもののまだ豊かではない中、他の発展途上国に対する援助をたゆまず強化し、常に他の発展途上国をできる限り手助けしている。こうした努力は称賛に値するものだ」と述べた。
エジプトの元副首相でエジプト?中国友好協会会長のヨウセフ・ワリ氏は「中国外交は過去10年間、引き続き世界平和の維持と共同発展の促進を目標に、エジプトを含む数多くの発展途上国との関係において著しい成果を上げた。特に中国・アフリカ協力フォーラム発足後、中国は対アフリカ投資・援助を強化した。中国の手助けの下、多くの新たな工場やインフラが建設された。これは中国・アフリカ関係の発展を力強く促したのみならず、アフリカ諸国の発展水準も高めた」と述べた。
メキシコ国立自治大学中国・メキシコ研究センターのエンリケ・ドゥセル氏は「過去10年間に中国は『平和かつウィンウィンの方式』で経済のグローバル化に参与し、世界各国と積極的に連携した。新たに形成される国際ルールはすでに『中国要因』を考慮せざるを得なくなっている。中国が今後10年も盛んな発展の勢いを保ち、世界の平和と発展に貢献することをメキシコは期待し、確信している」と表明した。