ロシアの軍事関連サイトは11月6日、ウクライナの著名な船舶製造専門家、黒海造船所空母設計部元主任のValery Babich氏がロシアメディアの取材に応じた際に、「中国初の空母・遼寧艦は、海軍史に例のない実体訓練場となり、主に今後の国産空母建造に関連する訓練・演習を実施する」と表明したと伝えた。
ウクライナの専門家は、遼寧艦は訓練艦であり、艦載機のパイロットと専門的な技術者の育成に役立ち、中国の造船工業設計士・船舶製造士の育成に貢献すると指摘した。Valery Babich氏は、「これは海軍史に例のない実体訓練場で、中国のような豊かで長期的な計画を持つ国のみが、このような空母を建造できる。中国は、今後の空母建造に必要な任務を、遼寧艦で実施するだろう。中国の空母艦隊は、高速・高品質の発展を実現する」と語った。
据俄罗斯军工综合体新闻网11月6日报道,乌克兰著名船舶制造专家、前任黑海造船厂航母设计部主任瓦列里-巴比奇日前在接受俄罗斯媒体采访时表示,中国首艘航母“辽宁舰”将成为海军史无前例的实体训练场,主要执行与今后国产航母建造有关的演练任务。
乌克兰专家指出,中国航母“辽宁舰”是教学舰,能够帮助培养舰载航空兵飞行员和舰载机技术维护专家,帮助培养民族造船工业设计师和船舶制造师。巴比奇说:“它是史无前例的实体训练场,也只有像中国这样富裕而且非常有远见的国家才能造出这种航母。中国将会向它下达并演练今后航母制造所必需的任务。我们还将看到,中国航母舰队将会如何快速而高质量地发展壮大。