中国の政府系メディアは25日、中国初の空母「遼寧」が艦載機「殲15(J-15)」の離着艦に成功し、戦闘力形成に向け重要な一歩を踏み出したと伝えた。空母就役からちょうど2カ月。西側メディアはそれまで「艦載機のない空母は『張子の虎』」と嘲笑し、遼寧を「浮動博物館」と呼んでいた。いまや西側の予想をはるかに超えるスピードでその虎に牙が生えている。
「今回の成果で中国の空母計画は重要な一歩を踏み出した。艦載機の離着陸訓練は最もチャレンジ性の高い任務」とノーボスチ・ロシア通信社は25日にJ-15の遼寧艦離着艦成功を伝えた。英BBCは「過去前例のない」という言葉で中国にとっての意義を強調した。
中国起降舰载机震惊世界 中国航母激发西方揣测
中国官方媒体25日证实,中国首艘航母“辽宁舰”日前成功起降歼-15舰载机,朝着形成战斗力迈出关键一步。此时距“辽宁舰”入役整好两个月。有西方媒体此前曾嘲笑没有舰载机的“辽宁舰”不过是“纸老虎”,有人甚至将其称做“浮动博物馆”,现在看来,“老虎长出牙齿”的速度远远超出多数西方分析人士的预期。
“这项成果标志着中国雄心勃勃的航母计划迈出了关键一步,因为舰载机的起降训练是最有挑战性的任务。”俄新社25日如此评论中国歼-15战机在“辽宁舰”上成功起降的消息。英国广播公司用“史无前例”这个词强调舰载机起降对于中国的意义。