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japanese.china.org.cn | 06. 12. 2012 |
中国の軍事マニアが撮影した写真によると、中国初の新型輸送艦がこのほど進水したことがわかった。同船には「遠望21」という艦番号がつけられている。情報筋によると、これは中国初の大型ロケット輸送用の船舶となる。
中国は現在、海南省の文昌にロケットの打ち上げ施設を建設している。そこを選んだ理由は2つある。1つは、低緯度の地理的優位性を生かし、ロケット打ち上げ時のスピードを上げることができる。もう1つは、そこから打ち上げられたロケットは海上を飛行する時間が長いため、周辺住民に与える影響を最小限に抑えることができる。しかし、中国のロケットは陸上で生産・組立工程を行うため、それを輸送する船舶が必要となる。「遠望21」はまさにその重任を担う船舶である。
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