イランは、世界のエネルギーの主要な輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡の周辺で、大規模な軍事演習「ヴェラーヤト91」を実施し、多数の最新式ミサイルの発射実験や対空システムの稼働に成功した。
イラン海軍は12月28日、ペルシャ湾のホルムズ海峡からインド洋北部に通じる海域で、大規模な軍事演習を始めた。
演習は2日まで6日間にわたって行われ、艦艇や潜水艦、国産の無人偵察機などが参加し、中距離射程の新たな地対空ミサイルの発射実験も行った。
軍事演習「ヴェラーヤト91」の2日目には、改良・合理化された潜水艦ターレグの初の実地試験が行われ、また、初めて無人機が使用された。