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japanese.china.org.cn | 05. 01. 2013

米衛星 中国製輸送機Y-20の撮影に成功

タグ: Y-20,衛星,大型輸送機

 

米雑誌『ワイアード』のウェブサイトは2013年1月4日に、記事「衛星が捉えた、中国の神秘的な新型軍用機」を写真付きで掲載した。米メディアは、中国初の国産大型輸送機、西安飛機工業集団製のY-20(運−20)の写真が公開されてから一週間後、米国側は西安市閻良区の某飛行場に停泊する同輸送機を衛星で撮影したと伝えた。

米メディアは、衛星の撮影した写真はY-20の細部を捉えたと伝えた。Y-20はボーイング社のC-17より小型で、主翼と尾翼がC-17に似ている。

米メディアによると、上述した写真は2013年1月1日に、商業衛星分野では世界最高の解像度を誇るGeoEye-1によって撮影された。資料によると、同衛星は2008年9月6日にカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。重さが1955キロに達する同衛星は、世界最高の解像度を持つ商業衛星で、空間解像度は白黒(パンクロマティック)が0.41メートルとなっている。同衛星は地球から684キロ離れた宇宙空間から地球を撮影することが可能で、7.5キロメートル毎秒で運行する。

米メディアの記事は、Y-20がすでに滑走路上の試験を実施しており、最後の初飛行に備えていると指摘した。ヴァージニア州の軍事アナリストのJohn Pike氏は、「試験飛行を実施したとしても、Y-20はさらに多くの試験を行う必要がある。中国のジェット輸送機技術は、先進国との差を縮めてはおらず、むしろその差を拡大している。特にY-20は新型エンジンを必要とするが、中国が同技術の画期的な進展を実現した証拠は、今のところ存在しない」と分析した。報道によると、Y-20のプロトタイプ機はロシア製の旧式エンジン「D-30シリーズ」を採用しているが、同エンジンの推力等の性能はY-20の設計要求を満たさない可能性が高い。

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