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japanese.china.org.cn | 06. 01. 2013 |
ロシア空軍のTU-214R偵察機は先月18日にロシアの極東地域を離陸すると、南クリル群島(日本名:北方四島)の上空を通過し、本州の東北部周辺を飛行した。同偵察機は17日にも、日本の領空付近を飛行していた。航空自衛隊が戦闘機F-2AとF-15Jを緊急発進(スクランブル)させた。
ロシアが今回の偵察任務に用いた最新鋭のTU-214R偵察機は、TU-214輸送機の改良型だ。Rは偵察を意味し、電子信号や無線電信号をキャッチするため用いる。
TU-214Rの航続距離は長く、かつ機体の体積・空間が広いため、多くの電子偵察機器を搭載できる。機内に搭載された設備の機能、偵察の効果・範囲・強度が強化されており、無線電信号をキャッチ・分析・判断する能力が高い。TU-214Rはロシア航空工業の航空電子設備の最高水準を示している。またロシアは同空域のルートや気候を熟知しており、日本側に補足される可能性が低い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月6日
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