米メディア、中国の「衛星破壊」実験で米国に大きな脅威と誇大報道

米メディア、中国の「衛星破壊」実験で米国に大きな脅威と誇大報道。 米メディアは、「中国が再び、衛星破壊実験で争議を巻き起こそうとしている。米国の全地球測位システム(GPS)が危険に晒されている」との偏向報道を繰り返している…

タグ: 衛星 破壊 米国 

発信時間: 2013-01-06 11:16:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米メディアは、「中国が再び、衛星破壊実験で争議を巻き起こそうとしている。米国の全地球測位システム(GPS)が危険に晒されている」との偏向報道を繰り返している。

米NBCは4日、「中国が衛星の破壊を目的とした衛星攻撃兵器の実験を行う」との情報は、既に何カ月も前から米国防省と情報機関に伝わっており、緊迫した状況が続いていると伝えた。また、市民と科学者から成る国際的な非営利団体である、米「憂慮する科学者同盟(UCS、Union of Concerned Scientists)」の科学者であるグレゴリー・カラキー氏が同日、自身のブログで発表した中国の実験に関する情報は、この緊迫した状況に一層拍車をかけたようだ。カラキー氏はブログで、「中国は間もなく実験を行うと見られる。おそらく1月11日になるだろう。2007年と2010年の同様の実験は何れもこの日に決行されている」と言っている。

米メディアは、中国の実験を地球の高軌道にある米国の軍事用通信機と衛星システムに対する攻撃であると見なしており、「戦略的脅威」であると称している。これは、2007年に中国が行った実験が、「中軌道にある米国の衛星を標的にしている」と判断されたときと同じである。しかし、実際には、世界で唯一、衛星攻撃能力を持つ国は米国である。

カナダのメディアは、米国が進めている宇宙空間における軍事戦略は、戦争の性質を変えつつあるとの見方を示している。今、宇宙開発は核兵器に劣らない敏感な問題となっている。中国の軍事専門家・宋暁軍氏は『環球時報』の取材に対し、「宇宙空間で互いにけん制し合うことは、大国同士が互いに核兵器で脅威を与えることと同じである」と指摘している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月6日

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