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japanese.china.org.cn | 22. 01. 2013 |
韓国の次期護衛艦(FFX)の「仁川(インチョン)」が、2013年1月17日に正式に就役した。同艦は6隻中の1番艦だ。仁川級ミサイル護衛艦は現代海軍船舶の間で一般的な平甲板・長ブリッジ方式を採用した。全長は114メートル、幅は14メートル、高さは25メートル、喫水は4メートル、標準排水量は2300トン、満載排水量は3100−3200トン、最高時速は56キロ、航続距離は8000キロ以上、乗員は145人に達する。
仁川級ミサイル護衛艦の主砲(米国製の62口径127mm砲Mk.45 Mod4)は特に注目を集めている。同艦はまた、米レイセオン社製のCIWS「ファランクス」を搭載した。ファランクスは、コンピュータ制御・管制レーダーによる20mm口径の速射砲で、対艦巡航ミサイルや低空目標に対する近距離防御に用いられる。
同艦は小型のため、航行能力を高めるために船首に舷墻を取り付けた。同艦の後部は幅広のヘリコプター甲板であり、SH-60「シーホーク」やその他の10トン級ヘリを離着陸させることが可能で、一つの固定的な格納庫も設置されている。韓国海軍は対潜ヘリコプターとして、英国製ヘリ「リンクス」を輸入しているが、将来的には韓国製の対潜ヘリコプター「KUH」が後継機となる可能性がある。同ヘリには、韓国製のK745「青鮫」短魚雷が搭載される。
仁川級ミサイル護衛艦は、韓国西部の港町から命名された。同艦の進水式は、2011年4月29日に現代重工業の蔚山本社で開かれた。韓国海軍のFFX型護衛艦の造船プロジェクトは、2020年までに20隻の護衛艦を建造する予定だ。
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