中国が原子力空母の開発に着手 

中国が原子力空母の開発に着手 。 中国船舶重工集団のウェブサイトは20日、中国国家科学技術部「核動力船舶コア技術・安全研究」863プロジェクトおよび「小型原子炉発電技術およびそのモデル応用」科学技術支援プロジェクトが、正式に始動したとする情報を発表した。業界関係者は、「これは中国が、原子力空母もしくは類似する大型艦艇の研究に着手していることを意味する」と予想しており、原子力空母の関連株が高騰している…

タグ: 原子力 空母 市場規模 遼寧 戦闘群

発信時間: 2013-02-22 14:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:中国初の空母「遼寧艦」


 

 
資料写真:中国初の空母「遼寧艦」

 

中国の原子力艦艇の研究開発が、公式に証明された。中国船舶重工集団のウェブサイトは20日、中国国家科学技術部「核動力船舶コア技術・安全研究」863プロジェクトおよび「小型原子炉発電技術およびそのモデル応用」科学技術支援プロジェクトが、正式に始動したとする情報を発表した。業界関係者は、「これは中国が、原子力空母もしくは類似する大型艦艇の研究に着手していることを意味する」と予想しており、原子力空母の関連株が高騰している。

アナリストは以前、「中国はその空母戦略において、初めに通常動力空母を発展させ、技術の成熟を待ち原子力化を目指す」と指摘した。中国初の空母「遼寧艦」が海軍に就役し、中国は今後原子力空母の建造に着手する見通しだ。原子力艦艇の技術は、原子力空母と密接に関連している。

原子力空母は通常動力空母と比べ、航続距離の面で強みを持つ。一般的な原子力空母は、核燃料を30年間交換する必要がない。また原子力空母の動力システムは広いスペースを占めないため、甲板に幅広い空間が確保され、より多くの艦載機を搭載できる。これは一般的な空母と比べ、大きな優勢であると言える。

方正証券の設備業界のアナリストは、「中国は今後5年間で、遼寧艦と国産空母による、2つの空母戦闘群を形成する可能性がある」と指摘した。世界的な空母の建造価格に基づき推測すると、2隻の空母戦闘群の建造には、1500億元が必要とされる。2015年に上述した空母が竣工する場合、毎年の市場規模は300億元に達する。産業チェーンの中で、船体の建造および艦載機が最大の利益を受ける。

軍需産業のアナリストは、「船体建造は中船股フン・中国船舶・中原特鋼・撫順特鋼・中国重工などに、動力システムは自儀股フン・中国一重・科新機電などに、カタパルトは中航機精に、艦載ヘリは哈飛股フンなどに注目するべきだ」と提案した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月22日

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