遼寧艦が青島に停泊 専門家は日本けん制を否定

遼寧艦が青島に停泊 専門家は日本けん制を否定。 海外メディアは、「遼寧艦の拠点は、山東省青島市後小口子村に位置する。同地点は韓国の西海岸から約570キロ、日本の長崎から約970キロ離れている。青島市を空母の軍港としたことには、日本けん制の狙いがある」と報じた…

タグ: 遼寧 空母 青島 日本 艦載機 

発信時間: 2013-02-28 10:54:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国初の空母「遼寧艦」が2月27日午前、青島市の某軍港に初停泊し、中国の空母が軍港に停泊する能力を持つことを示した。新たな空母用の軍港は、中国海軍が設計・施工を担当し、4年間をかけて建設された。港の水道・電気・ガス・石油などのインフラは完備している。遼寧艦は同港で、今後の試験・訓練を実施する。

青島市に停泊、日本をけん制か?

将来的には母港を追加

遼寧艦の作戦半径は、一般的な通常動力空母と大きな差がない。重要なのは、空母の艦載機と、使用する武器(編隊を含む)だ。米国の一つの空母艦隊は1時間ごとに10万平方kmの海域を監視することが可能で、艦載機1機は1000平方kmの海域・空域をコントロールできる。

海外メディアは、「遼寧艦の拠点は、山東省青島市後小口子村に位置する。同地点は韓国の西海岸から約570キロ、日本の長崎から約970キロ離れている。青島市を空母の軍港としたことには、日本けん制の狙いがある」と報じた。

軍事問題専門家の陳虎氏はこれを疑問視しており、青島市は一つの母港にすぎないと見ている。例えば米国の空母は本国の母港に停泊していても脅威であり、脅威の程度と母港の地点には関連性がないというのだ。

陳氏は、「中国は長い海岸線、広範囲の海洋を持つ国家で、海軍はさらに遠洋の海上任務をこなす必要がある。空母は数多くの停泊地を持つ必要があり、中国が今後も一つの母港しか持たないことは考えがたい」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月28日

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