外国メディアが空母「遼寧」の新母港を公開 場所は青島市後小口子村(環球ネットより)
全国政協委員、中国海軍情報化専門家諮問委員会主任の尹卓少将はこのほど、インタビューに応じ、「昨年の海洋権益保護を通して、中国は海洋権益保護における不利、受動的な立場を徐々に逆転させ、日本が釣魚島を実効支配する状況を変えている」と述べた。「環球ネット」が伝えた。
海上の突発的事件への対処体制を構築
記者:昨年の海洋権益保護の活動をどう評価するか
尹卓少将:昨年の海洋権益保護活動は問題もあるが、ほぼ成功したといえる。まず、民衆の海洋に対する意識が高まったことである。黄岩島問題、釣魚島問題がなければ、海洋にこれほど多くの試練があることを意識しなかっただろう。次に、党と国家指導者の海洋戦略に対する意識が高まったことである。党上層部は、国の経済と安全における海洋の立場と役割をはっきり認識し、中央もハイレベルの調整機関を設立した。昨年の海洋権益保護を通して、中国は海洋権益保護における不利、受動的な立場を徐々に逆転させた。中国は海上の突発的事件への対処体制を徐々に構築した。
記者:今も釣魚島は日本が実効支配するといえるか。
尹卓少将:もちろんできない。中国は日本が釣魚島を実効支配する状況を変えている。