一部メディアは衛星が撮影した写真を元にし、中国海軍が三亜市の錦母角付近を中国産空母の母港にする可能性があると伝えた。中国国防部新聞事務局副局長の楊宇軍報道官は定例記者会見で、「中国は国家の経済・社会発展状況および国防・軍隊建設の需要に基づき、空母の建設・発展問題を総合的に考慮する」と述べた。
記者の「衛星が撮影した写真によると、中国海軍は三亜市の錦母角付近で、大型の桟橋を建設中であることが分かる。この桟橋は空母・遼寧艦の母港となる青島市の桟橋と相似しており、中国産空母の母港になると推測されている。また中国軍は空母関連情報の機密を厳守しているが、常に衛星写真によって暴露されている。中国側の機密維持体制、これらの衛星写真についてはどう思うか」という質問に対して、楊報道官は「中国は国家の経済・社会発展状況および国防・軍隊建設の需要に基づき、空母の建設・発展問題を総合的に考慮する。現時点では、これ以上の情報を発表できない」と表明した。
楊報道官はまた、「機密事項は機密を守り、公開可能な情報は公開できる。世界各国でもそうしているはずだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月29日