救助船の機能も持つ中国最大の海上巡視船「海巡01号」が7日に上海港を出港し、試験航行を開始した。中国最新鋭の同巡視船の排水量は5418トンに達し、整った装備・技術を持つ。同巡視船は16日に、中国海事局に正式に配備される見通しだ。共同通信社が4月7日に伝えた。
中国メディアは同巡視船を、「最大・最高級の巡視船」と称している。同巡視船は将来的に、南中国海や釣魚島(日本名:尖閣諸島)海域に配備され、巡視を実施する可能性が高い。
同巡視船はヘリコプターを搭載できる。正常な海上巡視の他に、同巡視船は故障した船舶のけん引、負傷者の治療、海洋環境の保護などに用いることが可能だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月9日