米海軍はこのほど最新の艦載レーザー砲のテストを行い、標的の無人機に命中させた。これは米国防総省が数十年間に渡り取り組んできた、軍用高性能レーザー砲の開発が、一定の成果を実現したことを意味する。米国が開発したレーザー砲は、半径1キロ以内の水面および空の目標に対応できる。
将来的にはより強力な艦載レーザー砲が登場し、射程距離を半径10キロまで拡大する見通しだ。この強力なレーザー砲はその他の特長の他に、海軍の水面艦艇に防御能力を提供し、中国の新型対艦弾道ミサイル(ASBM)を含む弾道ミサイルに対応することが可能だ。