ホーム>政治 |
japanese.china.org.cn | 18. 05. 2013 |
2013年5月10日から11日にかけての2日間、中国とインドはそれぞれ、艦載機部隊の発足を宣言した。両国のメディアは同時に、関連情報について報じた。そのうち艦載機の陸上訓練基地に関する情報は、両国からほぼ同時に伝えられた。写真はインドの海軍基地に建設された、艦載戦闘機陸上訓練基地の衛星写真だ。同基地は空母と1:1のスケールで建設された。
ロシアのRIAノーボスチは12日、「インドに初めて配備されたロシア製MiG-29K/KUB艦載多用途戦闘機の303『黒豹』中隊が、11日に正式に発足した」と伝えた。インドのアントニー国防大臣は式典で、「同艦載機中隊の発足により、インド海軍航空兵の戦闘力が大幅に引き上げられる」と語った。
インドが艦載機中隊を発足した前日、中国初の艦載機航空兵部隊が、渤海湾で正式に発足した。中印両国による艦載機部隊の相次ぐ発足について、中国人専門家は、「これは偶然の可能性が高い。両国海軍はいずれも、自国の長期的な空母発展計画を立てている。空母艦載機の配備、艦載機中隊の発足は非常に複雑なことであり、短期間内に慌ただしく決定できるものではない」と指摘した。
しかし同専門家は、「インド海軍が中国の空母配備などの情報による影響を受け、これまで先延ばしにしていた艦載機の導入・配備を加速した可能性は否定できない」と語った。
|
||