釣魚島問題、後世に解決を委ねるべき=中国解放軍副総参謀長

釣魚島問題、後世に解決を委ねるべき=中国解放軍副総参謀長。 中国人民解放軍の戚建国副総参謀長は第12回シャングリラ対話会でスピーチを発表し、代表者からの質問に回答した。また、「釣魚島について、中国側は後世の人に解決してもらうべきという態度を維持する」と表明した…

タグ: シャングリラ 対話会 防衛担当 アジア太平洋

発信時間: 2013-06-03 10:19:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

シンガポールで昨日、第12回シャングリラ対話会が開幕した。アジア太平洋地域の安全提携が、参加国・地域の防衛担当者の注目の的になった。中国人民解放軍の戚建国副総参謀長はスピーチを発表し、代表者からの質問に回答した。戚氏は、「釣魚島(日本名・尖閣諸島)について、中国側は後世の人に解決してもらうべきという態度を維持する」と表明した。

釣魚島問題、後世に解決を委ねるべき

戚氏は「手を携えてリスク・課題に対応し、アジア太平洋の共同発展を実現する」を主旨とするスピーチを発表し、中国の平和発展の筋道に関する一貫した立場について、踏み込んだ説明を行った。戚氏は、「中国は平和発展の道を毅然として歩み続け、平和の発展、開放の発展、提携の発展、ウィンウィンの発展の促進に力を尽くす。中国の発展と繁栄は、アジア太平洋各国の重要なチャンスであり、脅威ではない」と指摘した。

釣魚島問題は後世の人に解決してもらうべき問題かという質問に対して、戚氏はこの件については疑いを持つ必要はないと述べ、「中国側の『後世の人に解決してもらうべきという態度』の堅持については疑う必要はない。鄧小平氏は20年前に政治的智慧を発揮し、問題の棚上げを主張した。東中国海・南中国海などの一部の問題は、当面の間は根本的な解決が不可能である。関連各国は十分な戦略的忍耐力を持つべきだ」と語った。

シャングリラ対話会の別名はアジア安全保障会議。同会議は英国際戦略研究所主催、シンガポール政府支援により2002年より開かれている。初の正式会議がシンガポール・シャングリラホテルで開かれたことが、その名の由来になっている。同会議は現在、アジア太平洋地域の安全対話枠組みの中で最大規模・最高規格の多国間会議の一つだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日

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