艦載機の空母甲板の発着艦は、「切っ先で踊るダンス」のようなものだ。中国初の空母「遼寧艦」の主任設計士、中船重工集団公司第七零一研究所高級エンジニアの王治国氏は中国青年法のインタビューに応じた際に、「不完全な統計ながら、遼寧艦には航空機に関する、1万件を超えるさまざまな問題が存在する。遼寧艦の改造はかつてならば80年間が必要であったが、中国は10年足らずの時間で改造を完了したため、その困難と課題は想像に難くない」と指摘した。『中国青年報』が伝えた。
15ヶ月で30ヶ月分の作業
王氏は空母の改造について、「遼寧艦のプロジェクトに従事した全部門が直面した最大の課題は、少ない時間と大量の作業だ。彼らは15ヶ月で、30ヶ月の作業を完了した。プロジェクトが始まってから、同部門の同僚のうち約15人が作業により犠牲になった」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日