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japanese.china.org.cn | 15. 06. 2013 |
中国国防科技情報網によると、6月11日、BAEシステムズ社が建造するクイーン・エリザベス級航空母艦の後方アイランドが完成し、船でスコッツタウン造船所からロサイスに向かった。
これは14号の上部分で、クイーン・エリザベスが組み立てを行うロサイスに輸送される最終段階となる。後方アイランドには飛行ミッションコントロール室があり、高さは30メートル、110室の部屋があるほか、44000メートルに及ぶケーブルがある。
この重さ750トンのアイランドは6月16日にロサイスに届けられる予定。目的地に到着後、大きなジブクレーンで吊り上げ、クイーン・エリザベスの甲板に取り付けられる。取り付け後の高さは北米の高さ56メートルのナイアガラの滝を超える。
クイーン・エリザベスは2つのアイランドを持つ最初の空母となる。前方アイランドはすでにロサイスで甲板に取り付けられている。主艦橋もある。緊急時、この2つのアイランドは単独で戦闘指揮ミッションを行うことができ、空母の生命力を高めた。
クイーン・エリザベス級航母とプリンス・オブ・ウェールズ空母は、BAEシステムズ、タレス、バブコック、防衛省で形成される航空母艦アライアンスによって引き渡される。
クイーン・エリザベス級航母はイギリス軍の主力艦である。排水量は65000トンで、イギリス海軍に4エーカーの軍事ミッション基地を提供し、世界各地に武装力を形成することができる。また、人道主義援助と災害救援にも使用できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月15日
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