中国の補給艦が就役 米日海上封鎖の突破に助力
中国の補給艦が就役 米日海上封鎖の突破に助力。 中国が建造した3隻目の903型総合補給艦「太湖艦」は、6月18日午前に正式に配備された。遠洋航海作戦に必要不可欠な同艦の就役は、中国軍の遠洋補給水準を大幅に引き上げることになる…
タグ： 太湖艦 補給艦 列島線 航行 空母
発信時間： 2013-06-25 13:34:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国が建造した3隻目の903型総合補給艦「太湖艦」は、6月18日午前に正式に配備された。遠洋航海作戦に必要不可欠な同艦の就役は、中国軍の遠洋補給水準を大幅に引き上げることになる。
太湖艦は中国が新たに開発・設計した大型遠洋総合補給艦であり、北海艦隊に交付された1隻目の903型補給艦だ。その艦番号は889、艦長は178.5メートル、幅は24.8メートル、満載排水量は20000トン以上で、補給装置は国際基準のものを採用した。高い自動化水準・操作性・適合性・補給速度・保障効率などの特長を持ち、水平・垂直・接近といった手段により艦艇編隊に補給作業を実施でき、両舷の3方向・4カ所から同時補給する能力を持つ。
太湖艦は北海艦隊の某作戦支援艦支隊に交付後、戦時は海上機動編隊に加わり駆逐艦に航行・停泊補給を行い、平時は駆逐艦編隊と遠洋航行・外国訪問を行う。同艦の就役により、中国軍は南中国海や太平洋などの海域で持続的な補給作戦能力を持ち、いわゆる「列島線」による束縛を受けなくなる。これは中国空母編隊が将来的に遠洋に進出するための重要な支柱でもある。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年6月25日
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