中国軍が2014環太平洋合同演習に参加へ

中国軍が2014環太平洋合同演習に参加へ。 習近平国家主席とオバマ大統領は6月上旬、米サニーランドで首脳会談を行った際に、中国が米国の招待を受け、2014年環太平洋合同演習(リムパック)に参加することを確認した…

タグ: 中国軍 環太平洋 合同 演習 中米 首脳会談

発信時間: 2013-06-28 10:57:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

習近平国家主席とオバマ大統領は6月上旬、米サニーランドで首脳会談を行った際に、中国が米国の招待を受け、2014年環太平洋合同演習(リムパック)に参加することを確認した。首脳会談という重要な場で、これほど具体的な件について確認する以上、その意義と影響の程度をうかがい知ることができる。この措置は中米両国・両軍関係の発展、地域・世界の平和安定に対して、積極的な促進作用をもたらすとされている。

中国は最大の発展途上国・新興大国で、米国は最大の先進国、最強の実力を持つ大国であり、両国関係の戦略的重要性が日増しに高まっている。軍事関係は国家関係の重要な構成部分であり、国家関係のバロメータでもある。中米両国が新型大国関係を構築する上で、両軍関係の発展が必然的に必要になる。両国の首脳は会談の中で、中国が招待を受け2014年の環太平洋合同演習に参加することを確認したが、これは両国が両軍関係の改善と発展を重視していることを意味する。これは「平等な相互利益、協力・ウィンウィン」の中米新型軍事関係の発展に対して、極めて深い影響を生むと同時に、「平等な相互信頼、寛容、協力・ウィンウィン」の新型大国関係の構築に対して積極的な推進作用をもたらす。

中米の国交樹立30数年来の両軍関係の発展を振り返ると、信頼・交流・協力があったが、邪推・警戒・抑制もあった。全体的に見て、両軍関係の発展は、両国の全体的な関係の発展に遅れている。中米軍事関係は依然として不安定な状態にあり、「回復―発展―停滞」のスパイラルから脱却していない。その主因は、両国間の戦略的信頼の欠如だ。中国軍が米国主導の2014年環太平洋合同演習に参加し、米軍の同業者と相手側の軍艦を見学し、互いに見習い交流することは、誤解の解消、判断ミスの減少、両軍の理解と相互信頼の促進にとって有利である。内容を見ると、環太平洋合同演習の演習内容は、初期の単なる共同作戦から、多国間の海上軍事協力の模索まで拡大されている。そのうち人道援助、海上救助、海賊撲滅などの、新たな安全問題に関する演習内容の占める比率が上昇を続けている。中米両国はこれらの新たな安全分野で交流・協力を展開しようとしているが、これは相互信頼の促進にとって有利であり、米国の提唱する「健全で信頼できる、安定的・持続的な両軍関係」の構築も促す。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月28日

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