中ロ反テロ軍事演習「平和の使命−2013」は、7月27日から8月15日にかけてロシアのチェリャビンスク州で実施される。瀋陽軍区航空兵の某師団の5機のJH-7「飛豹」攻撃機の演習参加が、メディアの注目の的となった。軍事専門家の徐光裕氏は北京電視台の番組「軍情解碼」に出演した際に、JH-8の性能について説明した。
瀋陽軍区航空兵の某師団の5機のJH-7が7月27日午前に出動し、途中で2ヶ所の空港で離着陸し、3000キロの飛行を経て新疆の某空港に到着した。同5機はその後、3000キロ離れたロシアのシャゴール空港に向かった。
徐氏は、「同機のJは空中での戦闘を、Hは地上もしくは水面に対する爆撃を意味する。そのため同機は空戦と地上・水面への攻撃が可能な、多目的機となる。しかし同期の主要任務は空戦ではなく、海と地上への攻撃だ」と指摘し、同機の特長を次のようにまとめた。
同機は攻撃機であるため、二人乗り・双発で、1人が操縦を担当し、1人が攻撃の任務を担う。馬力があるため重量が重く、約10のポットを吊り下げられるため、積載量も重くなる。同機に搭載される武器と、同機が遂行する任務の間には高い関連性がある。その主要任務は対海・対地攻撃のため、対艦ミサイル、対地近距離ミサイル、それからさまざまなレーザー誘導爆弾、ロケットミサイルなどがある。同機は自動化・情報化が進んでおり、自動操縦装置、呼線式制御システムがある。火器管制システムとレーダーのレベルも高く、同機は中国のJHシリーズの主力機とされている。
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