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japanese.china.org.cn | 27. 08. 2013

J-31が試験飛行 中国製ステルス機が米国と市場争う

タグ: J-31 鶻鷹 ステルス 試験飛行

J-31「鶻鷹」第4世代ステルス戦闘機が8月23日昼に試験飛行を実施した。このほどJ-31はかつてないペースで試験飛行を続けている。今回の試験飛行は、8月9日、8月18日に続く8月で3回目の試験飛行だ。7月には試験飛行を1回しか実施していなかったことから、J-31の試験飛行の頻度が大幅に高まっていることが分かる。

J-31が「局面を揺さぶる者」として登場すると、米国の武器販売の夢に陰りがさした。香港紙・星島日報は、「日本、韓国、シンガポール、オーストラリアなどの国は米国製のF-35を発注したが、F-35は試験飛行の中で故障と技術問題を繰り返しており、これらの国の懸念と不満を招いている」と伝えた。豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙が、「多くの専門家は同プロジェクトの進展、今後もたらす作用に懸念を覚えている。F-35の単価は2001年から75%と急騰しており、さまざまな問題の出現もまた、各開発国の意欲を失わせている」と伝えるのも無理はない。

米国メディアは、「J-31の試験飛行は、中国がついに米国に続き、2機種のステルス戦闘機を開発した国になったことを示した。この事態の発展は重大な意義を持ち、戦術飛行機の輸出市場および米軍に対して深刻な影響をもたらすだろう」と報じた。さらに米国政府にとってきまりの悪いことは、J-31がF-35に相当する性能を持っていることが証明された場合、高価なF-35を調達する意義がなくなることだ。J-31を始めとする中国の第4世代戦闘機は、世界軍事貿易市場の「ヒロシマの原爆」になり、世界軍事貿易の現在の構造を打破し、世界軍需産業のグローバル分業を再編するだろう。そうなれば、米国の高級戦闘機市場の独占という夢が、終末を迎えることになる。

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