爆撃機2機が沖縄付近を飛行 専門家「日本の防空識別圏は大きすぎる」

爆撃機2機が沖縄付近を飛行 専門家「日本の防空識別圏は大きすぎる」。 中国の飛行機が大陸から東中国海へ飛行すれば、日本側は識別圏に入った見なし、戦闘機を飛ばして警戒に当たる。また、日本は毎年中国に対して500回以上に渡り近距離偵察を行っており、米軍も300回余り行っている。なぜ日本側はこれについて口を閉ざしたままなのか…

タグ: 爆撃機 H-6 沖縄 防空識別圏

発信時間: 2013-09-10 14:59:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今月8日、中国の爆撃機2機が沖縄本島と宮古島の間の海域上空を通過し、同日深夜から9日早朝にかけて中国の新型ミサイル護衛艦2隻が沖縄本島と宮古島の間の公海を太平洋から東中国海へと通過した。また、9日の午前には「国籍不明」の無人機が釣魚島(日本名:尖閣諸島)付近の上空を飛行。これら一連の軍事的な動きが日本に異常なまでの緊張をもたらしている。日本のメディアはこれらの動きを中国の新たな「軍事的示威活動」だと大げさに報道し、日本の防衛省は警戒を強めている。

日本側の大げさな報道について、中国海軍の専門家、海軍少将尹卓氏は「環球時報」の取材に答えた。尹卓氏は、中国の艦艇が列島線を超える訓練は以前から行われていることで、これまでが少なく、近年が少し多くなったに過ぎないという。現役爆撃機は沖縄本島と宮古島の間の海域上空を飛行する任務は、確かに近年初の試み。この訓練の主な目的は戦闘機と艦艇との合同訓練で、軍の必須課題の一つでもある。中国の爆撃機の作戦半径は約2000キロあり、遠距離飛行をしたとしてもなんら異常はない。

また、艦艇の海上訓練の常態化し、海軍航空部隊も実戦訓練のレベル向上を図る必要があり、これを順次常態化させていく。遠距離海上訓練について、天候を把握することが非常に難しく、海上艦隊が列島線を行き来する際の天候に次第に慣れていけば、航空部隊も艦隊との合同訓練の回数を増やし、このプロセスに慣れていく必要がある。

中国の爆撃機と艦艇がなぜこの時期に日本付近の公海上空に現れたのかについて、日本の防衛省は、今年の9月11日が日本の釣魚島「国有化」1周年の日に当たるからではないかと推測している。「中国軍の動きがより活発になる可能性があり、警戒を強めなければならない」としている。

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