第15回北京国際航空ショーにおいて、中国航天科技集団中国航天空気動力技術研究院の関係者は、「敷地面積が2000ムー、産業規模が1000億元以上に達する全国初の無人機産業拠点が、北京市南の大興区に設置される運びとなった」と語った。
同産業拠点は3年間をかけ無人機の全産業チェーンを構築し、全国無人機業界のモデル企業、地区の科学技術トップ企業を集める。また国民経済の各関連業界と分野に向けて技術サービス体系を構築し、商業利用の新モデルの模索と革新を進め、高付加価値の無人機技術・サービス集約地を形成する。
推計によると、同産業拠点の工業総生産額と収入は2015年に100億元に、2020年に300億元に達し、最終的に2025年に1000億元級の産業拠点が形成されることになる。同産業拠点は開発・生産、実験・試験飛行、販売・サービス、商業利用などの整った無人機産業チェーンを形成し、かつ生産・研究・融資を一体化させた国際協力プラットフォームになる。関係者は、「ハード面の能力、技術水準、業界の影響力はいずれも中国トップ、世界トップ3となる。無人機の産業発展は、衛星の活用、電子通信技術、ミッションペイロードなどの各分野の調和的な高度発展をけん引する」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月9日