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japanese.china.org.cn | 12. 10. 2013

世界一の米空母フォード級の登場 中国が大きく遅れる

タグ: 空母 フォード級  進水 軍事技術

このほど米国最新空母ジェラルド・R・フォード級(以下、フォード級)がホットな話題となっている。海外メディアはこのほど、米国がすでにフォード級のスクリューの取り付けを完了し、11日に進水し、早ければ2015年に配備される予定だと伝えた。

フォード級の登場、次世代空母の技術水準を示す

世界最新の大型水上戦艦の登場により、現在の海軍の武器に新たな衝撃をもたらした。この新型空母の戦闘力について最も良く理解しているのは、中国海軍専門家の尹卓氏だ。尹氏は、「これまでのニミッツ級は一日に200余りの目標を攻撃できたが、フォード級の数値は少なくともその3倍になる。つまり一日に約1000の目標を攻撃できるというわけだ。ここからは、フォード級の戦闘力が大幅に引き上げられたことが分かる」と語った。

フォード級の登場は、次世代空母の技術水準を示している。中国の空母と米国の間には、30年もしくはそれ以上の大きな開きが存在する。その一つ上のレベルから見ると、中国の国防技術も米国に大きく差をつけられている。空母技術の差は、中国国防科学技術の、世界先進水準との全体的な差をある程度反映している。

中国、米国に大きく遅れる

 フォード級の誕生により、中国の現在の国防現代化建設の、世界先進水準との差を見せつけられた。船体の建設について、中国が現段階で解決すべき問題は、タービン推進、耐震、ノイズ、船体の実用性と信頼性の維持といった内容にとどまっている。これらの問題は、米軍が30年前、さらには40年前に直面し解決したものだ。

現在、米国の中型水上艦艇の秀でた技術的特長は、すでに高速水上艦艇に移されている。例えば沿海域戦闘艦は、すでにジェット推進、電力推進に移っている。これは中国が現在直面している問題との間に、依然として差をつけている。

海軍の戦艦だけにこのような問題が存在しているわけではなく、航空機に関してもそうだ。中国の第4世代戦闘機がすでに登場しており、初飛行が急ピッチで進められているが(原文は「首飞正在迅速的研制中」でやや不明)、米国の同世代の戦闘機はすでに90年代前半に登場している。すべての武器の技術を比較すると、中国が米国より30年以上遅れていると認めざるを得ない。

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