V-280はベル・ヘリコプターとロッキード・マーチンが共同開発する第3世代チルトローター機で、米陸軍の将来型回転翼機の調達計画・FVL (Future Vertical Lift)に特化した機種だ。同計画は2013年に初めて公表された。計画によると、V-280は2017年に初飛行を実施する。
V-280の1:1スケールの模型の組み立てがこのほど完了した。同模型により、V-280の大体の外観を理解することができる。V-280の外観とその位置づけを見ると、同機は就役後にCH-60ブラックホークの後継機になり、米陸軍で最も幅広く使用されるヘリの一つになると予想できる。