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japanese.china.org.cn | 05. 11. 2013

遼寧艦の飛行甲板 「世界一危険な4.5エーカー」

タグ: 遼寧艦 空母 飛行甲板 艦載機

秋が深まる軍港、澄んだ空と海。遼寧艦の飛行甲板で、航空保障部門の王小偉副長官はトランシーバーを持ち、風速7級の海風に耐えながら、身をかがめてアレスティング・ワイヤーを点検している。日光を浴び暖かさを感じても、彼は厳しい表情を変えない。重々しい表情は彼の職業の顔になっているのだろう。

身をかがめ、足を曲げ、右腕を前に伸ばし、人差し指と中指で飛行する方向を指す。昨年全国を風靡した「空母スタイル 空母はあなたに」は、王小偉副長官が所属する部門の戦友が行う指揮の動作である。

「刀の上のダンス」と言われる艦載機の離着艦は、空母が戦闘力を形成したことを示す象徴である。王小偉副長官は、自分が「世界一危険な4.5エーカー」と称される空母の飛行甲板を歩き、艦載機の着艦時の停止をサポートできるとは夢にも思っていなかった。

2012年11月、1機目となる艦載機J-15は遼寧艦での着艦に成功し、降りてきたパイロットにみんなが駆け寄っている時、王小偉副長官が所属する部門は甲板の上を走り、アレスティング・ワイヤーの状態を真剣に確認していた。

王小偉副長官は、「中国の空母事業に関わることは海軍兵士すべての夢である。中国初の空母のスタッフになることは非常に栄誉あること」と誇らしげに話し、空母は「軍強化の夢」と「チャイナドリーム」を乗せてゆっくりと前進しており、奮闘し続けなければいけないと語った。

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