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japanese.china.org.cn | 07. 11. 2013 |
中国航空工業集団公司が11月6日に開いた今年5回目のメディア交流会において、人民網の記者は同社の試験飛行センターでJ-15艦載機に近づくことができた。J-15のチーフエンジニアの王永慶氏は、「艦載機の特殊な需要を満たすため、空母上の使用に向けJ-15に特殊な設計を施した」と語った。
王氏は、「J-15艦載機(555)はメディアの公式資料に登場することが少ないが、非常に重要な試作機だ」と説明した。
J-15は中国がJ-11をベースに開発した、第1世代艦載戦闘機だ。開発の過程において、作戦能力を保証するほか、艦載機の特殊な需要を満たすことが重視された。
王氏は、「分かりやすく言えば、いかに空母上で発艦・着艦・移動・メンテナンスを実現するかということだ。艦載機の空母上の発着艦は地上と大きく異なっており、またJ-15の全体構造に関するプランも、J-11シリーズとは大きく異なっている」と説明した。
J-15艦載戦闘機は中国初の艦載戦闘機であり、海・空の高い作戦能力を持ち、空対空・空対地・空対艦の攻撃武器を搭載できる。その総合作戦能力は世界の艦載戦闘機の先進的な水準に達している。J-15は中国航空工業技術・能力の卓越した成果を反映している。
J-15の外観を見ると、前翼、空気動力、翼の面積、機体の装置など、発着艦に向け特殊な設計が施されていることが分かる。
またJ-15の発着艦装置も、J-11シリーズより強化された。王氏は、「これは艦載機の空母上の着艦に必要なエネルギーが、地上の正常な着陸の4倍に達するためだ。また着艦に向け、J-15の後部にはアレスティング・ワイヤーなどの装置が取り付けられている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月7日
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