中国戦闘機の勢い、ドバイ航空ショーで露を圧倒

中国戦闘機の勢い、ドバイ航空ショーで露を圧倒。 第13回ドバイ国際航空ショーが現地時間11月18日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕した。米軍事専門紙『ディフェンスニュース』は、アメリカがここまで必死になるのは、中国の航空機メーカーが中東市場に進出したことに関係すると指摘した…

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発信時間: 2013-11-20 11:26:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第13回ドバイ国際航空ショーが現地時間11月18日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕した。アメリカはステルス戦闘機「F-22」を始めとする大規模な展示を行い、最も重要な武器輸出市場である中東地域を手放すまいと力を入れている。米軍事専門紙『ディフェンスニュース』は、アメリカがここまで必死になるのは、中国の航空機メーカーが中東市場に進出したことに関係すると指摘した。

今回の航空ショーに参加したBAEシステムズ(イギリス)、ロッキード・マーティン(アメリカ)、MBDA(ヨーロッパの武器製造企業)、ダッソー(フランス)などといった欧米諸国の軍事大手はいずれも自社の看板商品を披露し、中東の大手企業との契約を手に入れたいと考えている。ハネウェル(アメリカの電機・電子機器メーカー)、ボーイング(アメリカ)、ロールスロイス(イギリス)などのメーカーはより多くの顧客を獲得するために、スケールモデルの展示を行った。

米空軍は数カ月前のパリ航空ショーでの目立たない展示とは打って変わって、F-22戦闘機やF-35戦闘機を含め、米軍で活躍している現役戦闘機のモデル機を多数展示した。18日のデモストレーション飛行では、F-22戦闘機が電光石火のごとく高速で上空を駆け抜け、軽やかに方向転換して上昇する華麗な飛行を披露し、高い性能と迫力のパワーを人々に印象付けた。F-22戦闘機の他にも、B-1B爆撃機などがデモストレーション飛行を行い、場外展示場にはF-15やV-22といった戦闘機も展示されていた。しかし、米国の場外展示場は一般公開されておらず、入場は制限されていた。

アメリカの大迫力の展示に比べると、ロシアはやや見劣りがする。攻撃ヘリコプター「Mi‐28NE」、Su-35 (スホーイ35)戦闘機、MiG-35(ミグ35)戦闘機などのモデル機が展示されていた。カナダ軍事誌『漢和ディフェンスレビュー』のピンコフ編集長によると、中東地域の主要国家の軍備はいずれも北大西洋条約機構(NATO)のものである。サウジアラビアは米製のF-15戦闘機、UAEは仏製の「ミラージュ2000」を装備しており、ロシアのメーカーは参入できる余地があまりないと見て、ドバイ航空ショーを重要視していないようだ。

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