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japanese.china.org.cn | 05. 12. 2013 |
イギリス海軍(ロイヤル・ネイビー)のヘリ空母「HMSイラストリアス号」は2日、フィリピンの台風被害救援のため、パナイ島北部に到着し、すでに現地で1週間近く救援活動にあたっていた最新鋭駆逐艦「HMSデアリング号」と交代した。デアリング号はフィリピンを離れ、日本を訪問する。写真はフィリピン海域に到着したイラストリアス号で、遠方に見えるのが「45型駆逐艦」の一番艦「デアリング号」。
フィリピン海域にはアメリカ・イギリス・日本の三カ国の空母が一堂に会す形になり、戦時下以外で、このような状況は珍しい。しかしながら、三カ国が相次いで空母を東南アジア海域に派遣した目的は、フィリピンの救援だけだろうか。この問いの応えは簡単である。空母は救援を行うというよりもむしろ、物資の輸送と言った方が的確である。空母は大量の人員と物資を搭載することができるため、米英日三カ国の空母は救援物資とレスキュー人員を運ぶことが主な任務である。イギリスも日本もアメリカの忠実な盟友国であり、三カ国の空母が集結するのは容易なことではないため、そのまま解散することはなかった。救援活動と同時進行で、交流や軍事演習も盛んに行われたのである。写真はデアリング号が救援物資を輸送しているところ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月5日
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