中国、バングラデシュに2隻の潜水艦を輸出

中国、バングラデシュに2隻の潜水艦を輸出。 バングラデシュは中国から2隻の潜水艦を購入した。具体的な型番については明らかにされていないが、039型潜水艦の可能性がある。同艦は先進的な潜水艦で、数多く輸出されているロシアのキロ級と酷似している…

タグ: 潜水艦 輸出 バングラデシュ 

発信時間: 2013-12-10 11:24:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:039型潜水艦

バングラデシュは中国から2隻の潜水艦を購入した。具体的な型番については明らかにされていないが、039型潜水艦の可能性がある。同艦は先進的な潜水艦で、数多く輸出されているロシアのキロ級と酷似している。中国が潜水艦を輸出するのはこれが初めてで、039型は中国が設計と建造に成功した初の潜水艦だ。12月6日付の米軍事情報サイト「Strategy Page」が伝えた。

中国は10数年に渡り、宋級(039型)ディーゼル潜水艦の設計・建造に取り組んできた。同艦は静音性と信頼性を重視し、急速な改良を実現したため、最近の7隻の宋級は元級(039A型もしくは041型)と名付けられた。039型は2001年に初公開され、すでに13隻が建造された。

しかし2008年になると、明らかに異なる039型が登場した。同艦は039A型もしくは041型と称され、今や039型から切り離されている。このような改良が継続され、その後7隻の元級041型(少なくとも3種の異なる型番に分かれる)が登場した。これらの最新艦はAIP(非大気依存推進)や新たな電子設備を搭載しておらず、その他の艦内改良も施されていないようだ。

039型の急速な改良は、中国がロシアの潜水艦技術を自国の設計理念・新技術に適応させた、新たな例のようだ。最新艦の041型の設計を見ると、中国海軍のエンジニアが創造力をつけていることが分かる。

2隻以上の元級潜水艦がAIPを搭載していると見られ、海底の航行時間が延長された。西側諸国のAIPは、潜水艦の潜水期間を2週間以上延長できる。中国のAIPの動力と信頼性にはまだ問題があり、中国は改良を続けることになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月10日

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