10トン級中型汎用ヘリが初飛行 空母艦載機に発展か
10トン級中型汎用ヘリが初飛行 空母艦載機に発展か。 国内の空白を埋める10トン級中型汎用ヘリ（以下、同新型ヘリ）が23日午前、東北地区北部の空港で初飛行に成功した。メディアと軍事マニアの注目度は高く、同新型ヘリを「Z-20」と称している…
タグ： Z-20 ヘリ 初飛行 艦載機 空母
発信時間： 2013-12-24 10:18:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国内の空白を埋める10トン級中型汎用ヘリ（以下、同新型ヘリ）が23日午前、東北地区北部の空港で初飛行に成功した。メディアと軍事マニアの注目度は高く、同新型ヘリを「Z-20」と称している。専門家によると、同新型ヘリはまだ正式に配備されていないため、正式名称がつけられていない。しかし今回の成功は、同新型ヘリが将来的に中国のヘリ装備の主力になる可能性を示した。
中型ヘリの空白を埋める
中国陸軍航空兵は当初、輸送ヘリのみを中心としていた。その後、少数の武装ヘリ「ガゼル」を導入し、Z-9シリーズも配備された。しかし作戦方法が長期的に地上作戦の支援にとどまっていたため、空中突撃の主力にはなれなかった。Z-10・Z-9武装ヘリの配備により、中国陸軍航空兵の偵察・攻撃ヘリの不足が補われたが、10トン級の汎用ヘリによる突撃・空輸・後方支援が不足していた。汎用ヘリの真の特長は、空輸・ミサイル搭載・火力支援を同時に可能にする点であり、陸海空軍の空白を埋められる。
Z-20は仮の名称
同新型ヘリの初飛行の情報が伝わると、ネット上の多くの軍事ファンから注目を浴びた。各サイトもこの情報を伝え、同新型ヘリをZ-20と称した。
軍事専門家の杜文竜氏はCCTVの取材に応じた際に、「名称はまだ決まっていない。Z-20は、Z-10・20・30に基づく名称だ。同新型機は現在、一つの製品もしくは試作機にすぎない。軍による命名は、部隊に配備されてからで、それからようやく正式な武器として認められる」と説明した。
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