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japanese.china.org.cn | 24. 01. 2014

中国、米に次ぎ世界で2番目の電磁式カタパルトを建造

タグ: 空母 電磁式 カタパルト

米国の某サイトで公開された衛星写真により、中国がガイドレールを装着した電磁式高速牽引装置の試験機テスト設備を建造していることが明らかになった。当該設備はアメリカに次ぐ2番目の電磁式カタパルト地上模擬実験設備となる。

電磁式カタパルトは空母艦載機のための離陸加速器であり、既にアメリカのジェラルド・R・フォード級航空母艦に採用されている。従来の蒸気式カタパルトに比べ、電磁式はコンパクトで、複雑な付属システムを必要とせず、効率性が高く、寿命も長い。更にはメンテナンスが簡単でコストも抑えられるなどのメリットがあり、今後の空母のコア技術の一つとなる。

現在、電磁式カタパルトを開発している国は中国、アメリカ、イギリス、ロシアだけであり、原寸大の地上模擬実験設備の建造に成功したのは中国とアメリカだけである。

衛星写真から推測すると、実験設備は全長120-150メートルで、レールの長さは約80メートル。ここまで大規模な実験設備を建造できるということは、中国が大型の直流リニアモーターと先進的な強制蓄電装置、高性能なジェネレーターなどといった電磁式カタパルトのコア技術をすでに把握し、全面的な検証を成功させたことを意味する。

また、電磁式カタパルトは電磁技術、先進的な電機エンジニアリングと発電技術など多数の分野にわたるもので、当該技術のブレークスルーは中国が艦船電気工学の分野で全面的な進歩を遂げたことを意味する。

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