解放軍の軍事費、1人平均で自衛隊の5分の1のみ

解放軍の軍事費、1人平均で自衛隊の5分の1のみ。 中国が直面している問題は高額な軍事費、高すぎる増加率、「制限なき軍備拡張」ではなく、むしろ正反対の問題だ。軍事費の問題で中国の「制限なき軍備拡張」を攻撃するならば、それはまったく根拠のないデタラメである…

タグ: 解放軍 軍事費 自衛隊 国防費

発信時間: 2014-01-24 15:38:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ダボス会議からまた雑音が伝わってきた。右翼的な言行が国内外の世論から強い批判を受ける中、安倍首相は反省しないばかりか中国の軍事費が「軍備拡張を続けている」と攻撃し、「アジアで制限なき軍備拡張を抑制する必要がある」と発言した。これは間違いを貫き通し、視線を無理に他に向けようとする下手な手法だ。

周知の通り、中国が平和発展の道を貫き通すことは、明確で揺るぎないことだ。中国は前世紀の帝国主義国のように、侵略と拡張により自国を発展させる必要はない。しかし中国は自国・世界の経験と教訓から、信頼できる安全環境の中でこそ、平和発展が実現できることを理解している。適度な国防費は、最も基本的な条件の一つだ。

中国の軍事費の水準は、先進国との間にまだ大きな開きがある。中国の平和発展は、依然として非常に危険かつ脆弱な状態にある。これは次のデータによって示すことができる。絶対値を見ると、中国の2013年の国防費は1070億ドルで、総額で米国の6300億ドルに次ぐ世界2位となった。しかし軍人1人当たりの軍事費を見ていくと、中国は230万人の軍人がいるため、1人当たり4万6520ドルにしか達しない。米軍は142万人のため、1人当たり44万3660ドルに達する。自衛隊は計25万人で、2013年の防衛費は593億ドルに相当し、1人当たり23万7200ドルになる。これと比べると、中国の軍人の1人当たりの軍事費は、米軍の9分の1、自衛隊の5分の1のみとなる。

中国が直面している問題は高額な軍事費、高すぎる増加率、「制限なき軍備拡張」ではなく、むしろ正反対の問題だ。軍事費の問題で中国の「制限なき軍備拡張」を攻撃するならば、それはまったく根拠のないデタラメである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月24日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。