東中国海宣言 中国海軍が日本より先に漁船救助

東中国海宣言 中国海軍が日本より先に漁船救助。 9日付の香港紙『南華早報』の「解放軍の東中国海宣言」という見出しは、中国海軍東中国艦隊が7日、出火した浙江省の漁船を救助したことを指している…

タグ: 東中国海 救助 漁船 先駆け

発信時間: 2014-02-10 13:55:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

9日付の香港紙『南華早報』の「解放軍の東中国海宣言」という見出しは、中国海軍東中国艦隊が7日、出火した浙江省の漁船を救助したことを指している。同記事によると、同漁船は中日の係争中の海域で出火後に救難信号を出した。海上保安庁が解放軍より先に救助依頼を受け同海域に向かったが、解放軍は日本船に先駆けて救助活動を実施した。日本船は途中で引き返さざるを得なかった。東中国艦隊の迅速な反応は、中国人民解放軍海軍が同海域で準備を万端に整えていることを意味する。

東中国艦隊の関係者は8日、環球時報の記者に対して7日の救助の過程を説明した。

2月7日11時、東中国海の海域で作業中の中国籍の漁船「浙岭漁冷90058」は、浙江省台州から東に約300カイリの海域で出火した。6人の乗組員が死亡し、1人が重傷を負った。中国の漁船が同海域で出火したという情報を受けると、中国駐福岡総領事館は真っ先に緊急体制に入り、日本側に全力で救助するよう求めた。海上保安庁は14時30分頃に3隻の巡視船を事故現場の救助に向かわせ、同時に1機の航空機を追加派遣した。

記者が東中国艦隊から得た情報によると、同船の救助に先に駆けつけたのは、付近で作業中の中国籍の漁船だった。東中国海艦隊は、漁船の出した救難信号をキャッチすると、付近の海域を巡航中の東中国艦隊の某駆逐艦部隊の「舟山艦」を、現場海域に全速力で向かわせた。7日19時10分、約3時間の航行を経て、舟山艦は現場海域に到着した。20時10分、双方の協力により、負傷した漁民が舟山艦に移された。8日午前10時25分、14時間の高速航行を経て、舟山艦が舟山港に停泊した。

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