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japanese.china.org.cn | 02. 04. 2014 |
習近平主席は、1日にベルギーのべルージュにある欧州大学院大学で重要な講演を行い、独特の文化・伝統、独特の歴史・運命、独特の国情が中国を自分たちの特徴に合った発展の道を歩ませることを決定づけたと強調した。中欧関係を前進させるため、中欧双方は互いにより一層深く理解しあい、共に努力して、平和、成長、改革、文明の4つの架け橋を築かなければならないと主張した。人民日報が伝えた。
習近平主席は、「今回の欧州4カ国歴訪は、欧州の友人と同じ道を歩み、アジアと欧州大陸の間に友情と協力の架け橋を築きたいという願いから生まれた。中欧関係を前進させるため、中国は欧州への理解を深め、欧州もまた中国への理解を深めることが必要」と語った。
また、「現実は歴史に起因しており、いずれの国家の今日も昨日から続いて来たもの。1つの国がどこから来たのかを理解することこそが、この国の今日がなぜこういう状況なのかを理解することができる。そして、これこそが国家の未来がどこへ向かい、どこへ向かわないのかをはっきりさせることができる。私はいくつかの最も顕著な特徴を挙げて、中国がどのような国なのかを語ってみたい。そして、皆さんが中国を観察し、中国を研究し、中国を知る上で役に立ちたい」と主張した。
このほか、習近平主席は、「中国を理解するためには、歴史的なものと現実的なもの以外に、物質的なものと精神的なものも観察しなければならない。それは、中華民族の5000年以上の文明の歴史、中国人民の近代約170年の闘争の歴史、中国共産党の約90年の奮闘の歴史、中華人民共和国の約60年の発展の歴史を見ることであり、中国の文化や、中国人の精神世界、現代の中国の『深い改革』から目をそらせば、中国を正確に理解することが難しくなる。中国は他国の政治制度や発展モデルに照らし合わせることはできない。そうでなければ、国情に合わず、悲惨な被害をもたらす結果となるだろう」と強調した。
4つの架け橋については、「現在、中欧ともに発展の重要な時期にあり、これまでにないチャンスと挑戦を迎えている。我々は共に努力して、平和、成長、改革、文明の4つの架け橋を築き、世界的な影響力を持つ中欧の全面的戦略パートナー関係を築いていかなければならない」として、下記のように説明した。
「我々は平和安定の橋を築かなければならない。中欧の2大パワーを合わせることで、全人類の歩みに平和と発展を促進させる」
「我々は繁栄成長の橋を築かなければらない。中欧の2大市場を合わせることで、中国と欧州を世界経済を成長させるダブルエンジンにさせる」
「我々は改革進歩の橋を築かなければならない。中欧の2大改革の足並みを合わせることで、双方の改革の道を尊重し、双方の改革の経験を見本にして、自身の改革で世界を発展・進歩させる」
「我々は文明共栄の橋を築かなければならない。中欧の2大文明を合わせることで、人類の各文明の花を開化させることを促進する」(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年4月2日
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