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japanese.china.org.cn | 08. 05. 2014 |
J-20戦闘機
米誌「ナショナル・インタレスト」は7日、アメリカが恐れる中国五大兵器を紹介。それぞれ「東風-21D」対艦弾道ミサイル、J-20戦闘機、対衛星ミサイル、071型揚陸艦および対サイバー兵器だと伝えた。環球時報が8日伝えた。
中国の軍事専門家の王亜男氏は、米メディアがこれらの兵器を選んだのは、これらの兵器がアメリカの作戦的優位性を脅かし、今後アメリカが最も得意とする作戦モデルを変更せざるを得なくなる可能性があるからだと述べた。こうした流れはホワイトハウスにとっては一種の大きな脅威となる。
「東風-21D」を代表とする中国の対艦弾道ミサイルはアメリカの攻撃プラットフォームである空母を制圧し、J-20戦闘機はF-22を代表とする第五世代ジェット戦闘機の優位性を低下させ、対衛星ミサイルはアメリカの制宙権への挑戦であり、ひいてはアメリカの世界規模の攻撃システムに対する脅威となる。以上3種類の兵器は火力兵器であり、中国が所有する071型揚陸艦はこれらの兵器投入を迅速に進める能力を備えていることを意味し、こうした陸戦能力の向上は、一旦戦争が勃発した際にアメリカのいずれかの前線基地が破壊される可能性があることを示していると同氏は話す。
しかし同氏は、対サイバー兵器が選出されたことに関しては否定的な見方を示した。同氏は、対サイバー兵器は「見えない兵器」として世界的に発展すると考えられるが、中国はこれまでサイバー攻撃能力を示したことはなく、さらに言えば外国政府および企業のサイトを攻撃したところで軍事的には大きな意義を持たないと述べた。さらに、対サイバー兵器が取り上げられたことは、世界各国のサイバーセキュリティ自体が脆弱であることを露呈しただけで、中国に強靭な対サイバー攻撃能力があるか否かとは無関係だと主張した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月8日
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