5月12日、中国人民解放軍三軍儀仗隊の初の女性兵士が外交行事に登場し、国内外の指導者の検閲を受けた。07式将校用儀典服をまとった13人の女性儀仗兵の分列は、軍旗チーム、陸軍、海軍、空軍の中で男性儀仗兵とともに検閲の曲に合わせて銃を持ち検閲を受けた。

中国軍網の報道によると、第1陣の30人の女性兵士は今年2月に行われた北京軍区22の旅団クラスの部門の選抜基準、個人の申請、部門の推薦によって選ばれた。彼女たちは11の省、市、自治区の出身で、多くがスポーツや芸術などの特技を持ち、外交部と総参謀部外事弁公室の手配に基づいて外交任務を行う。

今年2月に採用された女性隊員の儀仗隊入りは最初の1歩だという。北京軍区の張仕波司令員はメディアの取材に対し、「条件が整ったら、室内と室外の歓迎式に女性兵士の隊列を1つ増やす。室外での歓迎式では、女性兵士の隊列は分列式に参加する。計画では、今年秋に引き続き女性隊員100人を募集し、以後毎年50人を募集する」と話した。