8月中旬、風が強く波が激しい南中国海の某海域で、潜水艦編隊は幽霊のごとく水中で「獲物」を探した。艦長の「発射!」という声に合わせ、各持ち場が協力し、操作員は発射ボタンを押し、魚雷を勢いよく発射させた。魚雷は発射されると水中に正確な軌道を描き、目標に向かって突き進み、「ドン」という音を立てて数十メートルの水柱を上げ、「敵艦」を破壊した。
これは南中国海艦隊某潜水艦支隊の海上訓練の一幕である。連日にわたり、同支隊の兵士は装備を用いて各種の複雑な気象や海況の中で訓練を実施し、敵水上編隊への攻撃、護衛・警戒、潜伏待機、艦艇・航空機協力、夜間突撃などの訓練を円満に成功させた。