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japanese.china.org.cn | 12. 09. 2014

習近平主席がプーチン大統領と会談

タグ: 習近平 プーチン 

 

 

 習近平国家主席は11日、ロシアのプーチン大統領とドゥシャンベで会談した。 

 習主席は「プーチン大統領と私は最近上海とブラジル・フォルタレザで2回会談し、一連の協力について重要な合意にいたった。両国の政府各部門および各地方はこれらを積極的に実行に移しており、中露の関係と各分野の協力は力強い勢いを呈している。現在双方は高速鉄道協力について積極的に検討しており、衛星測位システム協力をすでに始動し、長距離旅客機や大型ヘリコプターの共同開発など大型プロジェクト協力でも新たな進展を遂げている。引き続きプーチン大統領と緊密な意思疎通を継続し、相互支持の強化、相互開放の拡大を推し進め、互いに力となり、外部からのリスクや挑戦を共同で防ぎ止め、各自の発展・振興を実現したい」と表明。 

 両国の実務協力については「引き続き戦略的大型プロジェクト協力を促進する必要がある。特に中露西ライン天然ガスパイプラインプロジェクトを早急に始動し、両国のエネルギー協力を新たな段階へと押し上げる必要がある。また、金融協力を拡大し、二国間通貨スワップを推進し、BRICS開発銀行をしっかりと設立する必要がある」と強調した。 

 プーチン大統領は「現在の両国の経済・貿易協力に満足している。双方が引き続き石油・天然ガス、原子力、航空、金融、インフラ整備分野の重要プロジェクトの推進に力を入れることを希望する。露中西ライン天然ガスパイプラインプロジェクトは互恵・ウィンウィンで、私自身強く重視しており、建設を加速する必要がある。現在の国際・地域情勢には不安定要素、不確定要素が増加している。露中は国際・地域問題での調整と協力を強化する必要がある」と表明した。 

 プーチン大統領はウクライナ危機に対するロシア側の見解と立場を説明。習主席は「関係方面は根源を追究し、根本から問題を整理、解決する必要がある。中国側はウクライナ危機の政治的解決を主張しており、ウクライナ方面に対して、包括的対話を早急に始動し、危機を全面的に解決するための政治的解決策で合意するよう呼びかける」と強調した。 

 プーチン大統領は「ロシアはウクライナ問題における中国側の立場と主張を重視し、称賛する。中国側と意思疎通を継続したい」と表明した。 両首脳はアフガニスタン情勢、西アジア・北アフリカ情勢についても意見交換した。(編集NA) 

 

 「人民網日本語版」2014年9月12日

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