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japanese.china.org.cn | 23. 09. 2014 |
中央軍事委員会委員・海軍司令官の呉勝利氏は、9月15日から21日にかけて米ネイバル・ウォー大学で行われた第21回国際シーパワーシンポジウムに出席し、22日に北京に戻った。
「共同で世界の海上の安全リスクに対応」をテーマにした同シンポジウムは、海上の安全の発展方向、海上の共同行動の強化、気候変動が海洋に及ぼす影響などに重点を置いた。110カ国の海軍と沿岸警備隊の指導者が出席した。
呉勝利氏はシンポジウムで、「新型の海上安全観の樹立、平和・発展の海洋環境の共同建設」をテーマに演説し、「共同安全、総合安全、協力による安全と持続可能な安全」を柱にした新型の海上安全観を語った。「共同安全」は各国海軍が安全を維持しわかちあうこと、「総合安全」は各分野の安全問題を総合的に考えること、「協力による安全」は協力を通じて安全を図ること、「持続可能な安全」は安全と発展を共に重視・堅持することである。
現在の海上安全の発展傾向について、呉氏は新型の海上安全観を堅持し、積極的に措置を取り、交流で疑いをなくし、協力で対抗をやめ、ともに平和と発展の海上環境を作るべきだと述べた。また、多分野・多レベルの交流を強化し、開放的・実務的な海上の協力を深め、海上の安全行動の規範化と未来に向けた海軍軍官の育成を通して、時代に合わせ、各国の利益に合致する海上安全の道を切り開いていくべきだと提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月23日
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