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japanese.china.org.cn | 11. 10. 2014

第3回中独政府間協議 李総理とメルケル首相が議長務める

タグ: 中独政府間協議 メルケル 李克強

 

国務院の李克強総理とドイツのメルケル首相は現地時間10日午後、ベルリンで開かれた第3回中独政府協議の共同議長を務めた。協議には両国政府の閣僚級高官26人が出席した。人民日報が伝えた。 

李総理は、「中国は、ドイツとの経済貿易・投資協力を深め、技術協力を強めることを望む。また、ドイツが中国に対してより多くのハイテク製品を輸出し、ドイツでの中国企業の投資に対して便宜を図ることを望んでいる。両国は今後も、電気自動車、航空・宇宙などの製造業での協力を引き続き推し進め、産業・技術のアップグレードを推進して行く必要がある。また、マクロ経済政策面での協調を強め、中独ハイレベル財務・金融対話の役割を十分に発揮させ、人民元の欧州でのオフショア事業を推進していく。ドイツ側が、在ドイツ中国系銀行への監督管理が厳しすぎるといった問題を早急に解決することを望む。このほか、『シルクロード経済ベルト』の建設をきっかけとして、インフラ建設協力を強め、中国と欧州を結ぶ国際貨物列車の潜在力を十分に発掘し、陸の貿易回廊を開拓していく」と指摘した。 

李総理はまた、「中国は、ドイツが中国とEUの投資協定締結に向けた交渉を支持したことについて歓迎の意を示す。ドイツが中国とEUのFTAフィージビリティスタディを支持し、EUのハイテク製品の対中輸出緩和を推進することを望む。双方は協調・協力を強め、世界経済の開放性を共に維持し、世界貿易の自由化を推進していかなければならない」とした。 

メルケル首相は「ドイツは中国との協力分野を広げ、協力規模を拡大し、互いに利益をもたらす革新的なパートナーシップを発展させることを望んでいる。また、経済貿易、投資、工業、農業、科学技術、金融、インフラ建設、人的・文化などの分野での協力を深化させ、国際・地域問題において協調・協力を密にしていくことを望む」と表明した。 

協議後、双方は政府間協力文書やビジネス契約の調印式に立ち会った。今回の李総理のドイツ訪問中、両国が調印する2国間貿易・相互投資、技術協力協定の総額は計181億ドルに達する。(編集SN) 

 

 「人民網日本語版」2014年10月11日

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