中国軍がエボラ対策に積極的な貢献 

中国軍がエボラ対策に積極的な貢献 。 世界がエボラ出血熱の対応に追われる中、中国人民解放軍という予想外な場所から支援が得られた。中国はエボラ出血熱の抑制に、積極的に参与し続けている…

タグ: エボラ 出血熱 西アフリカ

発信時間: 2014-11-03 13:33:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界がエボラ出血熱の対応に追われる中、中国人民解放軍という予想外な場所から支援が得られた。中国はエボラ出血熱の抑制に、積極的に参与し続けている。北京は西アフリカに計4回の援助を提供しており、価値にして1億2200万ドルに上る。中国のエボラ出血熱抑制に対する貢献は広く伝えられているが、これらの援助の多くが人民解放軍の手を経ていることは余り知られていない。日本の英字誌『ザ・ディプロマット』が伝えた。

中国国防部の楊宇軍報道官が記者会見で話したように、人民解放軍は中国の西アフリカに対する、人道主義に基づく物資援助の調達と輸送の任務を担当している。例えばリベリアの診療センター新設計画は、中国軍によって実行に移される。援助の後続支援の他に、人民解放軍は医師、看護師、医療専門家を患者の治療に派遣し、さらに予防技術の研修を実施している。楊報道官は、これらの専門家は「エボラ出血熱抑制の最前線で戦っている」と語った。

疾患の予防や被災地の捜索救助で、軍隊は政府の人道主義活動の実行者になっている。これは珍しいことではない。中国軍は地球の裏側で生じている世界的な危機で大きな力を発揮しているが、これは極めて稀なケースで画期的だ。これは人民解放軍の「新たな歴史的使命の遂行」の、最高の例かもしれない。

中国は近年、特にアフリカで、軍隊の「ソフトな方面」の大きな進歩を実現している。エボラ出血熱の抑制のほか、中国は国連によるアフリカ平和維持活動に重大な貢献を成し遂げている。人民解放軍は多くの人道主義活動に参与し、中国が世界各地の遠い地方に軍隊を配備する新たな能力を示していると言える。この拡大する能力は、「責任ある国」として認められたいという、中国政府の心理と合致している。

中国の能力と責任の拡大に伴い、人民解放軍のエボラ対策は、中国の人道主義に基づく海外救助活動の先例となるかもしれない。しかし人民解放軍のエボラ対策で最も興味深い内容は、地上の派兵や軍隊の配備能力とは関連していない。報道によると、人民解放軍の研究者は、試験的なエボラワクチンの開発に協力した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月3日

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