蘭帆さんは鄭州市出身の80年代生まれの女性で、2009年に貴州の大学を卒業した後、軍隊に入り祖国に報いたいと思い、武装警察雲南総隊の通信兵になった。兵士になって5年で、蘭帆さんはあどけない女の子からきびきびとし落ち着いた通信班の班長になった。彼女は今年部隊を離れなければならず、最後の5日間は名残惜しい気持ちが強く、ぴんとした軍服、朝から晩まで共に過ごした戦友、持ち場、部隊などすべてとの別れを惜しんだ。
離れる時が来たが別れを告げたくなかった。数年の感情をかばんに詰め込み、蘭帆さんの涙には恨みも後悔もない青春が込められていた。彼女は「5年の軍隊生活は一生ものの財産で、尽きることはない」と話した。