中国とラテンアメリカの協力、米日は為す術なし

中国とラテンアメリカの協力、米日は為す術なし。

タグ: 中国 ラテンアメリカ

発信時間: 2015-01-13 15:44:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先ほど閉幕した中国・ラテンアメリカカリブ諸国共同体(CELAC)フォーラム第1回閣僚級会合は、双方に異常とも呼べるほど重視された。習近平国家主席が閣僚級会合に出席し、長めの基調演説を行い、ラテンアメリカ側の3人の首脳と会談した。この「重量級」の扱いにより、同フォーラムは世界のスポットライトを浴びた。これには2つの原因がある。

(一)同フォーラムは北京宣言など3種の文書を採択し、中国・ラテンアメリカ双方の協力のチャンスを掴み、多くの斬新な指導・原則、広大な目標、実行手段を提唱し、非常に意義深かった。メディアは今回のフォーラムを「中国・ラテンアメリカ関係の節目」、「双方の融合」と称しているが、これは誇張ではない。

(二)同フォーラムは、中国・ラテンアメリカ関係の「アップグレード版」を構築し、双方の経済協力が原材料取引や資金の関係から、全体的な協力およびウィンウィンのパートナーシップに格上げされた印となった。これはその他の地域の開発途上国と協力を進める中国にとって、典型となる意義と模範的な価値を持つ。

双方にとって今回のフォーラムには重大な意義があり、利益と密接に関連している。ラテンアメリカは、中国経済を必要としている。まずは、中国の投資と融資だ。ラテンアメリカは西側諸国の金融危機により痛手を被っており、近年に入り経済成長率が低下した。このほど原油価格が暴落し、弱り目に祟り目といった状況だ。「中国が今後10年間でラテンアメリカに累計で2500億ドルを投資する」という情報は、海外からの資金援助により、現在の苦しい局面を乗り切り長期的な発展を促そうとするラテンアメリカにとって、まさに恵みの雨だ。

次に、中国の市場だ。中国はラテンアメリカの石油・鉱産物・食糧の得意先で、かつラテンアメリカの既成品の輸入を増加させると発表した。「双方の貿易総額が今後10年間で5000億ドルに達する」という数字を、ラテンアメリカ諸国がどれほど重視するかは想像に難くない。

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