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japanese.china.org.cn | 28. 01. 2015 |
多くの人が訪れても、ここにはまだ静かな恐ろしさがある。今は被害者の悲痛の叫びはなく、監獄、毒ガス室、地下室、鞭打ちの柱だった場所をヘッドホンをつけて案内を聞きながら見る人がいるだけである。アウシュヴィッツ強制収容所の「死の壁」の前では数多くのユダヤ人がナチス兵士に銃殺され、現在施設内には「静粛に。被害者の心安らかな眠りを邪魔しないようにしてください」と書かれた看板が立てられている。死に対する敬意を忘れれば、生存しても意味がない。
アウシュヴィッツ強制収容所はポーランドのクラクフから西に54キロ行ったアウシュヴィッツ郊外にある。ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に建てた1000カ所以上ある収容所の中で最も大きく、大量のユダヤ人を含む約110万人がここで殺害され、「死の工場」と呼ばれている。1945年1月27日、ソ連の赤軍はアウシュヴィッツ強制収容所を解放した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月28日
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