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japanese.china.org.cn | 10. 02. 2015

米軍史上最速の偵察機、SR-71の歴史に迫る  

タグ: 米軍 偵察機 SR-71 歴史

 

米航空宇宙局(NASA)が発表した情報によると、ロッキード・マーチン社の有名な「スカンクワークス」は、冷戦中にマッハ3で飛行できる遠距離戦略偵察機を開発した。銃弾の速度よりも速いSR-71「ブラックバード」高空偵察機はすでに退役したが、そのマッハ3という速度と3万メートルという上昇限界高度は、冷戦時代の偵察機の中でトップレベルで、この飛行速度と高度により危険を脱することができる。SR-71は数十年就役したほか、人類のジェット機の速度と高度の記録を塗り替えた。  

SR-71  

SR-71はロッキード・マーチン社が開発した、二つの操縦席を持つ双発ジェット機、高空・高速戦略偵察機だ。  同機の開発は1963年2月に始まり、1964年12月に試験飛行を開始し、1966年1月に交付され、1990年に全面的に退役した。同機の機体重量の93%はチタン合金で、三角翼・双垂直尾翼を持ち、エンジンが翼に設置されている。同機には、戦略偵察機のA型(計25機)、練習機のB型(計2機)、A型から改造された練習機のC型がある。  

全長は32.74メートル、高さは5.64メートル、最大離陸重量は77.11トン、最大飛行速度はマッハ3.2、偵察高度は2万4000メートル、作戦半径は1930キロ、航続距離は4800キロ。 天文航法装置、レーザー距離計、電子戦対抗装置、合成開口レーダー、高解像度カメラ、赤外線・電子検出器などを搭載。  同機の乗員は、パイロットとシステムの操作を担当する2名だ。操縦席は縦に配置されている。同機の飛行高度と速度は人体の許容範囲を超えるため、2名は全密閉型の飛行服を着用しなければならず、宇宙飛行士のように見える。

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