中国海軍動力・電気工学専門家の馬偉明少将は、中国の空母カタパルト発艦技術には完全に問題がなく、米国にも負けないほどだと表明した。『香港商報』が伝えた。
海外は中国初の国産空母が遼寧艦のスキージャンプ甲板を採用するのか、現在最も先進的とされる電磁式カタパルト発艦を直接採用するのか注目している。カタパルト発艦技術の進展があれば、艦載機の作戦半径と搭載弾薬量を大幅に拡大できる。
電磁式カタパルトの発明者、中国海軍動力・電気工学専門家の馬偉明少将は、「中国のカタパルト発艦技術には完全に問題がなく、実践もスムーズに進められており、実用化の自信を深めている。中国が把握している技術はすでに米国に遅れておらず、より先進的なほどだ」と述べた。
馬少将は国家科技進歩一等賞、軍隊科技進歩一等賞を何度も受賞しており、「国宝級」の技術少将と称されている。馬少将は、国産空母が電磁式カタパルトを使用するかという記者の質問に対して、「私はアルバイトに過ぎない」と笑いながら語った。馬少将は軍服の勲章を指さし、「私は使用可能な技術の研究開発を担当する技術者に過ぎない。どのような案を採用するかは、軍高官が決めることだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月9日