中国国家海洋局のウェブサイトが発表した情報によると、3000トン級巡視船「中国海警2308」が3月31日午前、国家海洋局東海分局上海埠頭で交付された。就役後は、中国海監第5支隊によって使用・管理される。
同船の全長は98メートル、排水量は3980トンで、先進的な電力推進システム、総合横揺れ防止システム、衛星通信測位システム、艦載ヘリの発着艦台、高圧放水銃などが搭載されている。同船は昨年下半期に東海分局に就役した「2305」、「2306」、「2307」と同シリーズの姉妹船だ。同船の就役により、東海分局が保有する1000トン級以上の海洋調査・公務法執行船は16隻に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月3日